住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 鉄筋筋交いとは、木造軸組工法の住宅において、鉄筋を筋交いとして組み入れたものをいいます。
 鉄筋筋交いは、柱(垂直材)と横架材の間に、直径9ミリの鉄筋を用います。建築基準法では、鉄筋筋交いを1本入れた場合、その耐力は壁倍率1.0で、2本をタスキ掛けに入れた場合、耐力の壁倍率は2.0としています。また、筋交いとは、柱と柱の間に斜めに入れる補強する部材のことをいい、地震や風などの外力に対して建物の軸組みを強化するために入れる斜め材のことをいいます。
 木造軸組みの筋交いは、圧縮材として、柱の2つ割った程度のものが使われています。また、筋交いは、建築基準法において基準が設けられ、筋交いの結合部には金物を使うように義務付けられています。木材以外では、鉄骨や鉄筋などで補強するときにはブレースを用いています。鉄骨造では、引張材として丸鋼やアングルを用いています。このように筋交いで補強されることにより、地震の横揺れや暴風などに対して強い耐力を持つようになります。


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