住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 51C型とは、住居を効率的に供給する目的でつくられた住宅の型のことをいいます。
 51C型は、規格化された設計によって供給される住宅のことで、「寝食分離」という考え方に基づいて、戦後住宅難の時代に多くつくられたものです。51C型の正式名称は、「公営住宅標準設計C型」といいます。キッチンがある家族共通の食事部屋と、各々が寝室を持つという構成をとった型となっています。ダイニングキッチン(DK)と個別の部屋を設けたものとをいいます。
 なお、ダイニング(食堂)と、キッチン(台所)が一室となったDKは、戦後の公的住宅で開発された狭い室内空間の有効利用する機能分化住宅「DKスタイル」が原型となっています。DKスタイルの登場は、食寝分離が実現した生活スタイルを定着させています。
 ダイニングキッチンは、ダイニングキッチンに使用できるだけの広さと機能が必要だとされていますが、具体的な広さについての規定はありません。そこで、DKについては、一般的に6畳〜9畳をDK、10畳以上をLDKと区別しています。また、8畳以上のリビングについては、LDと表記する場合があります。


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