住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 直階段とは、一直線になっている階段のことをいいます。
 直階段は、上階から下階まで一直線で結ばれています。直階段は、階段のなかでもシンプルな構造で、工事費用も他の階段を設置するよりも安いことから、一般住宅でもよく用いられています。また、直階段は、見通しのよい階段で、種類として、下廻り階段、上廻り階段、上下廻り階段などがあります。ただし、直階段では、バランスを崩した場合、下まで転がり落ちてしまいます。そこで、階段の途中において、踊り場を設けることで問題を防ぐことができます。
 なお、踊り場とは、階段の途中に設けられた幅の広い平坦な踏面のことで、階段を昇降するときに危険防止と小休止のために設けられるものです。また、階段の方向を変えるときにも付けられます。一戸建て住宅などでは、直線階段のみに比べて転倒などによる危険性が低くなったり、少ないスペースで階段を設けることができるというメリットがあります。
 住宅以外の建物では、踊り場にベンチなどをおいて、休憩場所として活用しています。また、踊り場を設けることにより、階段の昇降による負担が軽減されます。踊場の設置に関しては、建築基準法において、幅と奥行きや段の高さの最大寸法と最小寸法について、最低基準が定められています。


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