住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

トップページ > 流動化コンクリート

 流動化コンクリートとは、硬練りのコンクリートを一時的に流動性の高いコンクリートにすることいいます。
 流動化コンクリートは、あらかじめ単位水量の少ない比較的硬練りのコンクリートに、流動化剤を添加して、一時的にスランプの大きい流動性の高いコンクリートにすることをいいます。
 そして、まだ固まっていないコンクリートの作業性の難易度を示すことを、ワーカビリティといいます。
 ワーカビリティは、「施工軟度」といわれ、生コンの打ち込みやすさを表しています。これは、スランプ値で表されるのが普通で、軟らかいコンクリートほどワーカビリティが高いものとされています。また、ワーカビリティには、水分量の多さやコンクリートの流動性、そしてコンクリートの粘り、材料分離への抵抗性などの要素が関係しています。スランプの値が大きいほどコンクリートは軟らかくなります。フレッシュ・コンクリートは、柔らかいほど、施工しやすく、水分が多くなります。しかし、水分が多いコンクリートでは、コンクリートの品質に問題がでてきます。
 なお、流動化コンクリートは、プレキャスト工場製品などにおいて多く使われています。


学生向け賃貸情報ならこのサイト! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生マンション 学生会館 下宿 学生寮