プラスター塗りとは、塗壁のことで、鉱物質の粉末と水を練り合わせたものをいいます。
プラスター塗りには、白雲母を焼いて水和熟成させたドロマイトプラスターと、石膏を使った石膏プラスターがあります。
このドロマイトプラスターは、天井や壁の塗り仕上げに用いられているとされています。ドロマイトプラスターは、作業性に優れ、混練りが容易とされているものです。ドロマイトプラスターは、一般的にプラスターのことをいいます。
また、石膏プラスターとは、水硬性のもので、凝縮も速く、乾燥において収縮が少ない特徴をもつものです。そこで、亀裂も生じにくく、仕上がりも美しいものとされています。
なお、ボード化したものは石膏ボードと呼ばれ、石膏ボードは石膏を中心に、両面をボード原紙で被覆して板状に整形した建材のことをいいます。石膏ボードは、プラスターボード(Plaster board)ともいわれ、略称はPBです。