床高とは、地盤面から1階の床仕上げ面までの高さのことをいいます。
床高は、建築基準法において450ミリ以上、確保しなければならないことを規定しています。
ただし、防湿処理をした場合は、450ミリ確保する必要はないものとされています。防湿処理のひとつとして、気密性を確保するために気密住宅に用いるフィルムシートがあります。
防湿気密フィルムは、気密住宅の気密性を確保するために、気密材の継目などに用いる気密補助材のひとつです。仕上げ材として用いた場合、防湿気密層が押えられ、重ね部分の気密精度が向上します。
なお、気密補助材には、防湿気密フィルムのほか、気密テープ、気密パッキン、現場発泡断熱材、シーリング材などがあります。