住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 床鳴りとは、人間が歩くことによって、音がすることをいいます。
 床鳴りは、地面や床スラブから離してつくった床でよく表れます。たとえば、二重床工法とは、床スラブとフローリングの間に緩衝材を入れて床板を二重にしたものがあります。最近では、多くのマンションで二重床工法が採用され、床に用いられたフローリングでは、遮音性能が重要になります。
 フローリング床では、コインやスプーンなどの小さいもでも、床に落としたとき、その音によく伝わります。そこで、軽くて高い音を特長するマンションのフローリングなどの床で出る軽量床衝撃音は、トラブルの原因になったりするとされています。
 これらの衝撃音は、遮音等級(L値)で表わされ、軽量床衝撃音はLLで表されます。階下に音が伝わりやすいフローリング床などの場合、LL値が高めです。遮音等級LLでは、LL80はうるさくて我慢できない音とされ、LL50では音が聞こえ、LL30では聞こえないというように、数値が小さくなるほど遮音性能が高いものとされています。


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