住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

トップページ > 続き間型住宅

 続き間型住宅とは、和室が2室以上の続き間を持つ住宅のことをいいます。
 この続き間型住とは、日本の伝統的な平面形式で、日本家屋で多く見られるものです。
 和室とは、日本独自の様式によって構成されたものをいいます。和室は、書院造りや書院造りを簡略化した様式です。また書院とは、床の間の脇にある机と障子で構成された室内の部位のことで、現在でも装飾性の高い様式として、和風建築などにおいて活用されています。
 書院の形式には、床の間から出窓風に張り出して設けた「付け書院」と、出窓形式ではなく、机を設けない書院窓だけがついた「平書院」の2種類があります。書院の主室には、主に床、違い棚、付け書院、帳台構えを配しています。書院の窓に設けられる障子があります。堅繁組み障子を用いた障子です。また、書院の上部には、採光と装飾を兼ねた書院欄間が取り付けられ、広い和室や格式を重んじる部屋には、格天井が用いられています。格天井とは、2〜2.5寸角の格縁と呼ばれる角材を格子に組んで、その間に正方形の板を張った天井のことをいいます。
 なお、建築基準法では、2室は連続する部屋において必要な開口部分がある場合、採光上、2室を1室として算定してよいことになっています。


学生向け賃貸情報ならこのサイト! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生マンション 学生会館 下宿 学生寮