住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 煉瓦構造とは、煉瓦を主要構造部として採用した構造のことをいいます。
 ただし、煉瓦構造は石造と同じく、耐震上、建築構造としては採用されなくなっています。
 なお、煉瓦とは、粘土を主原料として成形し、焼成したブロック状のものをいいます。煉瓦は、片手で持てる重量と大きさに統一されたもので、直方体を標準形としています。煉瓦は形状によって分類され、中実レンガ、孔あきレンガ、中空レンガがあります。普通粘土を原料とした普通レンガのサイズは、210ミリ×100ミリ×60ミリの大きさとなっています。また、直接火が接する部分などに用いる耐火粘土で作った耐火レンガは、230ミリ×114ミリ×65ミリの大きさで作られ、これは1580℃以上の温度に耐えることができます。
 なお、空洞レンガ、多孔質レンガなどの軽量レンガ、特殊な形に成形した異形レンガなどがあり、海外の乾燥地域に多く見られるものでは、焼成せずに天日で干して固めたものを日干しレンガがあります。煉瓦は、積み方によって積み方が異なります。イギリス積み、アメリカ積み、フランス積み、長手積み、小口積みなどがあり、また目地の位置によって、芋積み、馬目地などという呼ばれるものがるものがあります。


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