耐水合板とは、住宅などで使われる耐水性を施した合板のことをいいます。
耐水合板は、JASによって耐水性の高いものから4段階に分類されています。耐水性のある合板では、JASマークが表示され、使用され、耐水合板は、耐水性能により、「特類」、「1類」、「2類」、「3類」に分けられています。
特類には、フェノール樹脂接着剤が使われ、屋外や湿潤状態の場所で使用可能な合板とされています。これは、主に外壁や屋根の下地材として使われています。
1類とは、メラミン、ユリア共縮合樹脂接着剤が使われたもので、断続的に湿潤状態となっている場所で使う合板です。
2類は、主に建築内装材、家具用として使用されるもので、ときどき湿潤状態となる環境で使われている合板です。
そして、3類は、まれに湿潤状態となる場所で使うことができる合板のことを指していいます。