住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 目地とは、コンクリートブロックやレンガ、石などを積み重ねやタイル、化粧合板を張るときの継ぎ目のことをいいます。
 目地には、芋目地、馬目地、わらい目地などの種類があります。この目地は、意匠、施工、材料の特性などによってはっきり見せたり、そうでない場合もあります。
 そして、目地を割り付けることは、目地割りやタイル割りといいます。また、タイル割りとは、タイルの配置を割付けることをいいます。タイル割りは、仕上げの視覚的な効果を上げるために行うもので、コンセントや照明器具などの位置関係を配慮して割付け方を決めることをいいます。
 なお、外観部分にタイルを敷き詰めて張った建物のことをタイル貼りといいます。タイル貼りでは、見た目に高級感があり、非常に人気の高い仕上がりとされています。タイル貼りに使われるタイルでは、小口タイルを、2枚を横に並べた二丁掛けタイルが代表的です。
 二丁掛けタイルとは、108ミリ×60ミリの小口タイルを2枚並べ、それに目地幅を加えた大きさの227ミリ×60ミリのサイズのタイルのことをいいます。二丁掛けタイルは、特定の位置に限定して使う建築材料のことで、役物とも呼ばれています。
 
 なお、タイルとは、粘土や特定の鉱物などを焼いて板状に成形した陶磁器製品のことで、素地の質や製法によって用途が異なります。主に壁や床の仕上げ材として使用される内装用、外装用、床用、モザイク用などがあり、吸水率が高い順に、たたくと金属音がする素地が堅く締まった磁器質タイル、磁器に次ぐ堅さのせっ器質タイル、半磁器質、有色でたたくと濁音がする陶器質があります。またタイルは、正方形や二丁掛けなど大きさによって呼ばれかたが異なるものがあります。


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