住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 通り心とは、工事中の基準線となる中心線のことをいいます。
 通り心は、建物の平面の柱や壁、サッシなどの中心線のことを指していいます。ふたつの部材の中心から中心までの寸法のことを芯々といいます。そこで、柱と柱、壁と壁などの距離を測るときに用いられ、心々、真々、壁心とも呼ばれることがあります。主に建物の芯々は、部屋を囲むコンクリート壁など、柱の中心線のことをいいます。
 また、建築基準法の延べ床面積は、壁芯面積のことをいい、壁芯面積とは、部屋を囲むコンクリート壁、柱の中心線で測られた建物の面積のことをいいます。
 区分所有者が所有する専有部分の面積を専有面積といい、専有面積の計算には、内法面積と壁芯面積の2つの方法があります。部屋を囲むコンクリート壁の中心線で囲んだ面積は壁芯面積ですが、登記簿における「床面積」は内法面積で示されます。
 なお、マンションの専有部分の登記簿における「床面積」は、内法面積で示されています。内法面積は、壁芯面積よりも小さくなりますので、注意が必要になります。


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